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産の上にて身まかりたりし女、

其の執心、

此のものとなれり。

其のかたち、

腰より下は血にそみて、

其の声、

をばれう、

をばれうと鳴くと申しならはせり。


「20ヶ月もの間、子どもを身ごもっていることが、出来ると思うかい?」

昭和20年代末の東京。雑司が谷にある大病院に奇妙な噂が。なんと院長の娘が20ケ月もの間妊娠、しかも娘の夫が忽然と姿を消したという。さらにこの病院で新生児が姿を消したり、元看護婦が謎の死を遂げたりも。これらすべての事件を古本屋の店主であり陰陽師でもある京極堂が解いていくことに…。


私は、3年ほど前にゼミの友人に「面白い本がある」と、ある一冊の文庫本を渡される。

それは人間の女と鳥が融合された奇妙な表紙のもので、角川ホラー文庫に傾倒していた私には新鮮に見えた。だがしかし、一枚捲ってみるとなんと漢字の多いことか。現代では使われていないような言葉も出てくる。時代背景や京極堂の言っていることが非常に難解である。

正直言って、私にとってはあまりにも読みづらいものだった。

だが、少しずつ読み進めるうちに、そして読み終わる頃には、私がそれまで出会った本の中で最も心を揺さぶられた一作になっていた。

怪しい。物語りも、そこに出てくる人物も全てが妖しい。
その「あやしさ」が、この映画にも出ていたように思える。

しかし。

飽くまで小説と映画を同一視してはならない。
小説の雰囲気を映画に期待してはならない。

「小説と映画は全くの別物」

原作者自身もそう語っているが、全くその通りである。
映画の作者は京極夏彦ではない。
当然、違う作者の手によって完成されたものからは同じものは出来得ない。

それを踏まえた上で観てみると、映像や撮影技法の「古っぽさ」が銃後の日本の世界観を巧く表現できていたのではないかと思う。
ただ、一度観ただけでストーリーが分かるかと言われれば、それは難しいとしか言いようがない。

最低2回は観てもらい、じっくりと「実相寺監督の姑獲鳥の夏」を楽しんでもらいたい。


2005年 日本
出演 堤真一、永瀬正敏他
監督 実相寺昭雄

自己満足的評価 ★★☆☆☆





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