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(原題:The Dark Knight Rises)

Why do we fall ?
人はなぜ落ちる?

クリストファー・ノーラン監督によるバットマンシリーズ完結編。「ダークナイト」から8年後を舞台に、ゴッサム・シティを破壊しようとする残虐な殺し屋ベイン(トム・ハーディ)と戦い、謎に包まれたキャット・ウーマン/セリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)の真実を暴くブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)の姿を描く。

まず、何から言えばいいのか分からない。それほどこの映画の持つパワーは圧倒的で、レビューを書かなくとも、とにかくこの映画を見てくれと言いたくなってしまう、そんな作品だ。

でも、ノーランバットマンの大ファンのひとりとして、考えがまとまらないままに、書いていこうと思う。もちろん、ネタバレありなので、まだ見てない人はご注意ください。

まず、本作をノーランが作るんだよ〜って話はだいぶ前から聞いていたんだけど、実際ビジュアルとして初めて私が見たものは、アン・ハサウェイ扮するキャットウーマンの画像だった。バット・ポッドに乗る彼女の美しい姿。その一枚の写真を見ただけで、「これは間違いないな」と直感し、その後の心臓バクバク感は半端なかった。

前作ダークナイトの時なんて、次回作ではジョニー・デップがリドリーをやるだの、誰それがペンギンをやるだの、あれが出る、これは出ない、という憶測が無数に飛び交い、そのどれもがノーランバットマンの世界観に合わないような気がして、とても不安だった。だからこそ、この一枚の超クールでセクシーなキャットウーマンを見た私の安堵と喜びといったら、筆舌に尽くしがたい。


それからだいぶ経って、ある日、映画館で黒いチラシを発見。わ、ダークナイトライジングだ!!!と叫びはしないものの、目玉をひん剥いてそのチラシに飛びついた私は、更に驚愕することになる。

最初に貼った画像と同じデザインだったのだが、“伝説が、壮絶に、終わる”なんてコピーがついた意味深な写真。砕かれたマスクの向こうに去っていく巨体。すごい。ファンの心理を見事に翻弄している。

そして極めつけが公開された写真と予告編で「日中のバットマン」という異様な光景を目にしたときだった。明るいうちにバットマンがいたことなど、今まで私は見たことがなかった。原作を読んだことがないからなのかもしれないが、絶対に日中とバットマンは相容れない要素だった。この演出はすごくいい。

しかも、キャストが次々に判明する中、あの巨体=ベインを演る俳優がトム・ハーディだと知り、そして我が愛するジョゼフ・ゴードン=レヴィットまでも出演するとなれば、これはもう、見てもいないのに夢に出てくる勢い。

トム・ハーディの役作りは凄まじい。というか、ベイン役にトム・ハーディを起用したノーランの眼はもっと凄い。

(500)日のサマーやノーラン監督作インセプションに出演し、キュートでスマートな雰囲気で女子のハートを鷲づかみにしたジョゼフ。過去にヒース・レジャーと共演した過去を持ち、ヒースとすごく似ていると巷では評判。

ノーランバットマンは、過去の記事でも触れてきたが、「ヒーロー」の描き方がかっちょいい。それはもういまさらここに書かなくてもいいくらいなのだが、ビギンズでは一人の人間として運命の崖から転落し、深い闇の底から再び生きる意味を見出す姿、ダークナイトでは絶対悪に対しても真のヒーローとしてのルールを守りきって戦い抜く姿と、人々に悪だと思われようともそれでも人々のためにヒーローとして生き続ける道を選んだ闇の騎士の姿が描かれてきた。

本作では、彼は最愛の人レイチェルを亡くした悲しみに打ち沈んでいた。デント法によってゴッサムの街は平和に包まれ、もう8年もブルースの出番はない。やっとブルースはブルースとしての生活を取り戻したのだ。レイチェルには、ブルースがバットマンにならずに済むその時を待っていたことがあった。バットマンをやめれば、共に生きていこうと思っていたのだ。ブルースはやっとその約束を果たせる時を迎えたのに、もう彼女はこの世にいない。お屋敷で隠居同然の生活を送る中、大切な真珠のネックレスがキャットウーマンに奪われ、それが嵐の前触れかのように、この街に突如としてベインが現れる。そして、元孤児院で生活していたジョン・ブレイクが彼の元を訪ね、バットマンが必要だと訴えかけてくる。

ニュースを見るブルースの眼に静かな光が灯る。その様子に気づいた執事のアルフレッドは、彼を自分のクビを賭けて阻止しようとする。そして、レイチェルの遺書の存在を明かす。

しかし、それでもブルースはヒーローである道を選択するのだ。

古傷が体のあちこちを蝕み続けているが、ブルースはバットスーツに身を包み、ベインへ果敢にも挑む。だが、ベインはあまりにも強すぎた。ブルースは、再び転落する。それはビギンズでコウモリだらけの井戸に落ちた日を思い出させる。そして、心が闇の底に墜落したあの日のことも。だが、本作の転落は、ブルース自身が選択したわけではない。ベインによって深い深い穴の中に閉じ込められてしまうのだ。

遥か上方には出口が見えるのに、誰もこの穴から脱出できた者はいない。ただ一人を除いては。

穴の囚人によると、その一人は、ベインだと言う。ベインは言った。「目の前に希望があるから、真の絶望を味わう」

ベインはブルースを殺さない。それは、ブルースが死を望んでいるから。死は彼にとって苦痛ではないと、ベインは知っているのだ。ブルースにとっての一番の拷問は、ゴッサムの街と人々が絶望に沈んでいくこと。ブルースの傍らに大きな液晶画面を配置し、そこでゴッサムの街が破壊されていく様子を映し出すのだ。それが、ブルースにとっての一番の苦痛なのであり、恐怖なのだ。

ブルースは体を鍛え、穴から脱出しようと試みる。ロープを体に巻きつけ、壁をよじ登り、足場から足場へジャンプする。この最後のジャンプが成功すれば、脱出できるのだ。

だが、何度挑戦しても成功しない。その間にも、ゴッサムは混沌に包まれていく。

何度目かの挑戦に失敗し、ロープに吊るされるブルース。やがて、意識を失う。

「人はなぜ落ちる」

ブルースの脳裡に見えるのは、亡き父の姿。父は我が息子ブルースが井戸に落ちた時、こう問いかけた。そして、続けて父は言った。「這い上がるためさ」

ブルースは再び自分の心を奮い立たせる。気力はあるが、壁によじ登るも、やはり成功しない。

囚人は言う。「お前は死を怖れていない。それは強さではない」
そう。死を怖れないのは強さではない。死を怖れ、それを乗り越えてこそ、真の強さとなるのだ。

唯一脱出したベインとブルースの違いは何だろう。

「命綱なしで」

囚人の言葉に、ブルースははっとする。命綱をつけないことによって、本当の死への恐怖が沸き起こる。その恐怖こそが、生への執着。そこで初めて、生へと向かう、秘められた力が発揮されるのだ。

ロープをつけず、ブルースは這い上がる。昇る。ライジング。

彼は自分の生を肯定し、そして死に恐怖し、巨大な邪悪と対峙する。それはもうバットマンではない。白昼堂々と、敵に立ち向かった、ひとりの人間である。

そして最後、バットマンがある決断を下す。そこで、この会話だ。

まず原語で。
Gordon:I never cared who you were...
Batman:I know.
Gordon:...but shouldn't the people of Gotham know who the hero was that saved their city?
Batman:A hero can be anyone. Even a man doing something as simple and reassuring as putting a coat around a little boy's shoulders to let him know that the world hadn't ended.

私の適当な訳↓↓
ゴードン市警本部長(以下G)「僕は君が誰なのか知ろうとしなかった」
バットマン(以下B)「わかってる」
G「ゴッサムの人々は、この街を守ったヒーローが誰なのかを知っておくべきじゃないだろうか」
B「ヒーローは誰にでもなれる。それは小さな少年の肩にコートをかけ、“世界は終わりじゃない”と励ますような男だ」

このシーン、もうボロ泣きでした。このセリフがこの映画の重要なキーワードなんですね。
今の私達自身が、そのまま誰かのヒーローになれる。くさいけど、バットマンとゴードンだからこそ、響くんです。

このシーン、消されるかもだけど、動画があるので、ぜひ。「バットマン ビギンズ」のシーンです。


まず、お願いしたいのは、絶対に「バットマン ビギンズ」を鑑賞してから、本作に臨んでほしいということです。ブルースがなぜバットマンになったのか、なぜベインたちが存在するのか。その理由付けになっているからです。

で、どんでん返しがこの作品にはあるのですが、私はそのどんでん返しは失敗だったかなと思います。ないほうが、もっとかっちょいい映画になったのではないかなと。でも、それでも★五つです。

そしてラストのそのまたラスト、あいつが、やがてあいつだと判明する。ここはネタバレしないでおきます。だから何を言ってるのか意味不明ですが笑 思わずニヤリとしてしまいます。

すごくいい感じの映画でした。終わってしまってとても淋しい。ワールドプレミアで、凄惨な事件が起きて、とても悲しかったです。悔しいし、許せない。

2012年を代表する作品でしたので、絶対絶対見てください!

予告編


公式HP

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2012年 アメリカ イギリス
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン他

自己満足的評価 ★★★★★






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