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 またまたしつこくZINEを作っている私です。

今回は、私の映画を見る専用のお部屋をZINEにしてみました。
色々と撮影の仕方を工夫してみましたが、なんだかよくわからない感じに笑

しかし、この写真集は全て私のプチ映画館にて撮影しました。
ページごとの撮影秘話(!?)を少しだけ、ご紹介します。

うちのシアタールームの入り口です。(表紙)

この時計はかなりの重厚感があります。とってもお気に入り。たぶん20年以上前の代物。手前のキャンドルとキャンドルホルダーは、スイートデコレーションにて購入。(2〜3ページ)

4ページのダーツボードの左下の色紙ですが、岩崎良美さんとカズンのお二人のサインをいただき、一緒に記念撮影もしました。どちらも素敵な方々でした。集合写真なので、ここにアップする時に写真の部分だけ黒塗りさせてもらってます。(4〜5ページ)

なんと、プロジェクターの台は発泡スチロールです笑 このプロジェクターはあえてDLP方式にしました。映像で大事な要素のひとつが「黒」がいかに深く表現できるか、だと思っているので、黒に弱い液晶方式はやめました。これは我がシアタールームでは大事なアイテムなので、見開きで笑(6〜7ページ)

サカナクションの山口一郎さんと江島啓一さんのサイン入りのポスター。あとはニトリで購入した間接照明。ホームシアターには間接照明が欠かせません。(8〜9ページ)

うちはPS3派です。スクリーンと液晶テレビ、どちらでも映画を楽しみたいということで、HDMI切替器を購入しました。2入力1出力だったのをちょっと半田ごてで基盤をいじくって、1入力2出力へ改造してしまいました。故障しなければいいのですが笑 そして12ページの下には、もっちと一郎さんのサイン。一郎さんからは直接手渡しでサインをいただきました!ものすごい感動です。(12〜13ページ)

スクリーンに定評のあるKIKUCHI製を購入。何年も経つので、徐々にたるんできてますね笑(14〜15ページ)

よく、犬の影絵で遊んでいました。リアルに犬を飼ったことがないので、いつか、可愛い犬と暮らしてみたいです。(16〜17ページ)

愛用の小物をシアタールームで撮影。あと、映画の世界に行きたいなと思って、スクリーンに向かって手を伸ばしているの図。(20〜21ページ)

トリンプのお店で一目惚れした、可愛いウエストニッパー。ペチコートつきが嬉しくて、今流行りのフィットandフレアな感じがいい♪これとお揃いのブラ・ショーツ、合わせて三枚もプレゼントにいただきました。あまりに可愛いので、シアタールームで撮影しました。(22〜23ページ)


などなど。全て載せられなかったのですが、読んでみたい方はぜひ一声かけてください。

性懲りもせず、毎日ちまちまと作っております。



 せっかくカメラを買ったので「ZINE」を作りたい、という欲求がふつふつと沸き起こり、ついに、処女作が完成いたしました〜!


タイトルは「I LOVE THE MOON.」
最近、月の写真を撮り貯めていたので、その写真たちを使った写真集的なものにしてみました。

少しだけ中身を紹介。




で、これが裏表紙。

用紙が、間違って片面インクジェットを買ってしまったので、本当は中綴じにしたかったのに、いかにも手作り感溢れる平綴じになっちゃいました。初心者なので、ここは大目に見ることにします笑

みんなで女子会したり、映画ツアー行ったり、旅行した時なんかに、一冊のZINEにしたらとても素敵だなと思います。

「ZINE」とは。
ZINEは英語で「有志の人々が制作する、たいていの場合は小部数の、非商業的な(利益を出すことが第一の目的ではない)出版物のこと。「MAGAZINE」から「FANZINE」という言葉が生まれ、省略されて「ZINE」になりました。「個人が自分の意思で好きなように作り、読まれる本」。
本当はこのアプリをダウンロードしたかったのですが、エラーになってしまうので、PhotoScapeというソフトで作成しました。今度こそ、用紙が届いたら中綴じで作ろうと思います。




 今日はひさしぶりにDVDなどをレンタルしてきました。重そうなものから、気軽に楽しめそうなものまで。やりたいことがたくさんあるのに、やっぱり映画を優先させてしまう私。だから、必要なことがいつまで経っても進んでいかない。そんなことに日々悩みながら、やっぱり映画欲が私の頭を占領するのです。
シャッタースピード:1/8秒 絞り:F9.0 ISO感度:1600 WB:オート 色合い:ウォーム小 鮮やかさ:小 レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

昨日は夜勤だったので、月を撮影することが出来ませんでしたが、今夜は薄雲に淡く月輪が滲んでいて、温かな気持ちにさせてくれました。あいにく、私の手持ちのレンズでは月輪までは写せなかったのですが、代わりに目に焼き付けておきました。月齢9.3。
シャッタースピード:1/50秒 絞り:F5.6 ISO感度:200 WB:オート レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

ウサギの頭、もしくはカニの左手が見えてきました。明日はどこまで見えるのか、楽しみです。

月に思いを馳せながら、今夜は映画を1本見て、眠りに就きます。




 今夜は雪が降っているので、せっかくの半月なのに見れないのかなぁと思っていたのですが、外に出ると、霞みがかった上弦の月が、うっすらと闇夜に輝いていました。

川端康成の短編「青い海黒い海」に、こういう文章があります。

“青い手で化粧している月”

やはり彼は天才ですね。短い文章で、わっと一気に幻想の世界へ連れていってくれる。

そのような月に、見えなくもないですよね? 昨日より暗くて青褪めた今宵の月。月齢7.3。
シャッタースピード:1/50秒 絞り:F5.6 ISO感度:200 WB:オート レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

そうだ。こういう時期には川端康成がいいですね。先ほど紹介した短編は「伊豆の踊り子」(角川文庫)に収録されています。ぜひ手にとってみてください。幻想の世界が垣間見れますよ。それと、川端作品ではやっぱり「雪国」でしょう。今の季節にもぴったりかと思います。
シャッタースピード:1/6秒 絞り:F8.0 ISO感度:1600 ピクチャーエフェクト:レトロ 明るさ:大 色合い:ウォーム 鮮やかさ:大 レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

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(原題:The Dark Knight Rises)

Why do we fall ?
人はなぜ落ちる?

クリストファー・ノーラン監督によるバットマンシリーズ完結編。「ダークナイト」から8年後を舞台に、ゴッサム・シティを破壊しようとする残虐な殺し屋ベイン(トム・ハーディ)と戦い、謎に包まれたキャット・ウーマン/セリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)の真実を暴くブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)の姿を描く。

まず、何から言えばいいのか分からない。それほどこの映画の持つパワーは圧倒的で、レビューを書かなくとも、とにかくこの映画を見てくれと言いたくなってしまう、そんな作品だ。

でも、ノーランバットマンの大ファンのひとりとして、考えがまとまらないままに、書いていこうと思う。もちろん、ネタバレありなので、まだ見てない人はご注意ください。

まず、本作をノーランが作るんだよ〜って話はだいぶ前から聞いていたんだけど、実際ビジュアルとして初めて私が見たものは、アン・ハサウェイ扮するキャットウーマンの画像だった。バット・ポッドに乗る彼女の美しい姿。その一枚の写真を見ただけで、「これは間違いないな」と直感し、その後の心臓バクバク感は半端なかった。

前作ダークナイトの時なんて、次回作ではジョニー・デップがリドリーをやるだの、誰それがペンギンをやるだの、あれが出る、これは出ない、という憶測が無数に飛び交い、そのどれもがノーランバットマンの世界観に合わないような気がして、とても不安だった。だからこそ、この一枚の超クールでセクシーなキャットウーマンを見た私の安堵と喜びといったら、筆舌に尽くしがたい。


それからだいぶ経って、ある日、映画館で黒いチラシを発見。わ、ダークナイトライジングだ!!!と叫びはしないものの、目玉をひん剥いてそのチラシに飛びついた私は、更に驚愕することになる。

最初に貼った画像と同じデザインだったのだが、“伝説が、壮絶に、終わる”なんてコピーがついた意味深な写真。砕かれたマスクの向こうに去っていく巨体。すごい。ファンの心理を見事に翻弄している。

そして極めつけが公開された写真と予告編で「日中のバットマン」という異様な光景を目にしたときだった。明るいうちにバットマンがいたことなど、今まで私は見たことがなかった。原作を読んだことがないからなのかもしれないが、絶対に日中とバットマンは相容れない要素だった。この演出はすごくいい。

しかも、キャストが次々に判明する中、あの巨体=ベインを演る俳優がトム・ハーディだと知り、そして我が愛するジョゼフ・ゴードン=レヴィットまでも出演するとなれば、これはもう、見てもいないのに夢に出てくる勢い。

トム・ハーディの役作りは凄まじい。というか、ベイン役にトム・ハーディを起用したノーランの眼はもっと凄い。

(500)日のサマーやノーラン監督作インセプションに出演し、キュートでスマートな雰囲気で女子のハートを鷲づかみにしたジョゼフ。過去にヒース・レジャーと共演した過去を持ち、ヒースとすごく似ていると巷では評判。

ノーランバットマンは、過去の記事でも触れてきたが、「ヒーロー」の描き方がかっちょいい。それはもういまさらここに書かなくてもいいくらいなのだが、ビギンズでは一人の人間として運命の崖から転落し、深い闇の底から再び生きる意味を見出す姿、ダークナイトでは絶対悪に対しても真のヒーローとしてのルールを守りきって戦い抜く姿と、人々に悪だと思われようともそれでも人々のためにヒーローとして生き続ける道を選んだ闇の騎士の姿が描かれてきた。

本作では、彼は最愛の人レイチェルを亡くした悲しみに打ち沈んでいた。デント法によってゴッサムの街は平和に包まれ、もう8年もブルースの出番はない。やっとブルースはブルースとしての生活を取り戻したのだ。レイチェルには、ブルースがバットマンにならずに済むその時を待っていたことがあった。バットマンをやめれば、共に生きていこうと思っていたのだ。ブルースはやっとその約束を果たせる時を迎えたのに、もう彼女はこの世にいない。お屋敷で隠居同然の生活を送る中、大切な真珠のネックレスがキャットウーマンに奪われ、それが嵐の前触れかのように、この街に突如としてベインが現れる。そして、元孤児院で生活していたジョン・ブレイクが彼の元を訪ね、バットマンが必要だと訴えかけてくる。

ニュースを見るブルースの眼に静かな光が灯る。その様子に気づいた執事のアルフレッドは、彼を自分のクビを賭けて阻止しようとする。そして、レイチェルの遺書の存在を明かす。

しかし、それでもブルースはヒーローである道を選択するのだ。

古傷が体のあちこちを蝕み続けているが、ブルースはバットスーツに身を包み、ベインへ果敢にも挑む。だが、ベインはあまりにも強すぎた。ブルースは、再び転落する。それはビギンズでコウモリだらけの井戸に落ちた日を思い出させる。そして、心が闇の底に墜落したあの日のことも。だが、本作の転落は、ブルース自身が選択したわけではない。ベインによって深い深い穴の中に閉じ込められてしまうのだ。

遥か上方には出口が見えるのに、誰もこの穴から脱出できた者はいない。ただ一人を除いては。

穴の囚人によると、その一人は、ベインだと言う。ベインは言った。「目の前に希望があるから、真の絶望を味わう」

ベインはブルースを殺さない。それは、ブルースが死を望んでいるから。死は彼にとって苦痛ではないと、ベインは知っているのだ。ブルースにとっての一番の拷問は、ゴッサムの街と人々が絶望に沈んでいくこと。ブルースの傍らに大きな液晶画面を配置し、そこでゴッサムの街が破壊されていく様子を映し出すのだ。それが、ブルースにとっての一番の苦痛なのであり、恐怖なのだ。

ブルースは体を鍛え、穴から脱出しようと試みる。ロープを体に巻きつけ、壁をよじ登り、足場から足場へジャンプする。この最後のジャンプが成功すれば、脱出できるのだ。

だが、何度挑戦しても成功しない。その間にも、ゴッサムは混沌に包まれていく。

何度目かの挑戦に失敗し、ロープに吊るされるブルース。やがて、意識を失う。

「人はなぜ落ちる」

ブルースの脳裡に見えるのは、亡き父の姿。父は我が息子ブルースが井戸に落ちた時、こう問いかけた。そして、続けて父は言った。「這い上がるためさ」

ブルースは再び自分の心を奮い立たせる。気力はあるが、壁によじ登るも、やはり成功しない。

囚人は言う。「お前は死を怖れていない。それは強さではない」
そう。死を怖れないのは強さではない。死を怖れ、それを乗り越えてこそ、真の強さとなるのだ。

唯一脱出したベインとブルースの違いは何だろう。

「命綱なしで」

囚人の言葉に、ブルースははっとする。命綱をつけないことによって、本当の死への恐怖が沸き起こる。その恐怖こそが、生への執着。そこで初めて、生へと向かう、秘められた力が発揮されるのだ。

ロープをつけず、ブルースは這い上がる。昇る。ライジング。

彼は自分の生を肯定し、そして死に恐怖し、巨大な邪悪と対峙する。それはもうバットマンではない。白昼堂々と、敵に立ち向かった、ひとりの人間である。

そして最後、バットマンがある決断を下す。そこで、この会話だ。

まず原語で。
Gordon:I never cared who you were...
Batman:I know.
Gordon:...but shouldn't the people of Gotham know who the hero was that saved their city?
Batman:A hero can be anyone. Even a man doing something as simple and reassuring as putting a coat around a little boy's shoulders to let him know that the world hadn't ended.

私の適当な訳↓↓
ゴードン市警本部長(以下G)「僕は君が誰なのか知ろうとしなかった」
バットマン(以下B)「わかってる」
G「ゴッサムの人々は、この街を守ったヒーローが誰なのかを知っておくべきじゃないだろうか」
B「ヒーローは誰にでもなれる。それは小さな少年の肩にコートをかけ、“世界は終わりじゃない”と励ますような男だ」

このシーン、もうボロ泣きでした。このセリフがこの映画の重要なキーワードなんですね。
今の私達自身が、そのまま誰かのヒーローになれる。くさいけど、バットマンとゴードンだからこそ、響くんです。

このシーン、消されるかもだけど、動画があるので、ぜひ。「バットマン ビギンズ」のシーンです。


まず、お願いしたいのは、絶対に「バットマン ビギンズ」を鑑賞してから、本作に臨んでほしいということです。ブルースがなぜバットマンになったのか、なぜベインたちが存在するのか。その理由付けになっているからです。

で、どんでん返しがこの作品にはあるのですが、私はそのどんでん返しは失敗だったかなと思います。ないほうが、もっとかっちょいい映画になったのではないかなと。でも、それでも★五つです。

そしてラストのそのまたラスト、あいつが、やがてあいつだと判明する。ここはネタバレしないでおきます。だから何を言ってるのか意味不明ですが笑 思わずニヤリとしてしまいます。

すごくいい感じの映画でした。終わってしまってとても淋しい。ワールドプレミアで、凄惨な事件が起きて、とても悲しかったです。悔しいし、許せない。

2012年を代表する作品でしたので、絶対絶対見てください!

予告編


公式HP

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2012年 アメリカ イギリス
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン他

自己満足的評価 ★★★★★




 そういえば、二日前にうちの地元(田舎です)で一番華やかなはずのイルミネーションを撮ってみました。氷点下22度の極寒の中、指が動かなくなるほどたくさん写真を撮りました。もう少し時間が経っていたら、カメラも指も壊れていたことでしょう。
シャッタースピード:1/60秒 絞り:F4.0 ISO感度:4000 WB:オート レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

今日は、地元のケーキ屋さんでかわいいケーキを買ってきました。仕事帰りでお腹が空いていたので、4個も買いました笑 写真を撮るためでもあるんですけどね♪可愛く撮れたかな?
シャッタースピード:1/50秒 絞り:F4.0 ISO感度:3200 WB:オート レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

今夜の月を撮影。月齢6.3。明日は上弦の月です。曇ってなければいいのですが。冬は空気が澄んでいて、月が綺麗に撮影しやすいそうです。私はまだまだ初心者なので、これが限界です笑
シャッタースピード:1/50秒 絞り:F5.6 ISO感度:200 WB:オート レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3




 

君の趣味は何だ?

――復活だ。

「007」シリーズ第23作で、前2作に続き、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる。各国のテロ組織に潜入している工作員を記録したM16のハードディスクが何者かに奪われ、ボンドは犯人を追い詰めるが、M16の長官M(ジュディ・デンチ)の命令で放たれた銃弾に撃たれ、橋の上から谷底へと落ちていく。Mはリストが奪われた責任を追及され辞職を迫られるが、これを拒否。しかしその直後、リストを奪った犯人によりM16のオフィスが爆破され、さらなる犠牲者を出してしまう。このニュースを見たボンドは再びMのもとへ舞い戻り、現場へ復帰。犯人の手がかりを求めて上海へと渡る。

人生で初めて「007」を見ました。今まではこんな“ザ・男のための映画”なんて見てやるものか!と思っていたのですが、単なる食わず嫌いだと判明。そもそも、私がなぜ本作を見ようと思ったのかというと、それはベン・ウィショーという俳優が出演しているから。ただそれだけです笑 彼が出演していなかったら、私は確実に見てなかったです。

ベン・ウィショーを初めて認識したのは「パフューム ある人殺しの物語」という作品です。しかし、これは飽くまでベンをベンだと認識した映画。彼を初めて見たのはまた別の作品で、「アイム・ノット・ゼア」というボブ・ディランの半生を描いたものでした。しかし、この時はただヒース・レジャー目的で見ていたので、全くベンを認識していませんでした。

ベンは本作で「Q」を演じています。私は007を知らないのでこの役柄のこともさっぱりだったのですが、“Quartermaster”(軍事需品係)の頭文字から取ったということです。

彼の登場シーンはとても素敵でした。面識のない新しいQに会うために美術館に来たボンド。ソファーに腰かけ、ウィリアム・ターナーの絵を眺めていると、突然、髪の毛ボサボサでくたくたのモッズコートを羽織ったぱっとしない青年が隣に座ってきて、「古くなった戦艦はただ解体されていくだけ」などと親しげに話しかけてくる。ボンドはすぐにその場を去ろうとするが……


「僕が新任の武器開発係です」とQが微笑みかけてくるではないか。

「冗談だろう」とボンドが驚くと、Qは平然と「なぜですか? 白衣でも着るべきでしたか?」的なことを言う。

ボンドが「まだニキビ面だから」とちょっと見下した感じで答え、Qは顔は関係ないと反論。そしてボンドに新兵器の小型発信器とワルサーPPK/S 9mmを渡す。これは掌紋認証装置つきで、ボンド以外の人間には銃を撃つことが出来ない仕様になっている。

ボンドが「冴えないプレゼントだな」と言うと、「ペン型爆弾の方が良かったですか? あれでは古すぎます」といなすQ。二人は皮肉言い合い合戦に突入した。

たぶん、Qは若造のくせにプライドが高いのでしょう。軽くピキっときたのかもしれませんが、ボンドに向かって「あなたが一年かけてやってきたことなんて、僕が家でパジャマ姿のままPC上でやってのけちゃえるんですよ」と応酬するのだった。怖いもの知らずだ、このオタク男。

ボンドは「じゃあ、なぜ俺が必要なんだ」と微妙にケンカごし。すかさずQは「そのためには、銃を撃たなければならないからです」と。

ボンドは言う。「撃たない必要もある。パジャマ姿の君にはわからないだろう。Q」
Qはボンドの姿をしっかりと見て、答える。「007」
固く視線が結ばれる。

このシーン、萌える笑
むしろ、Q主役のスピン・オフ作ってくれないかなぁ〜。切実。

この映画、“古いもの”と“新しいもの”がテーマの根底にあると言える。あまり語るとネタバレになってしまうのだが、その一つの象徴がこのボンドとQの初対面のシーンである。Qが今まで高齢だったのが、今回はニキビの目立つ若造に世代交代している。

このシーンだけではなく、新旧の概念は随所に散りばめられている。ボンドは古いものを愛用していたり、ボンド自身の体が老朽化しているような感じだったり、また、スパイ(諜報機関)全体の存在意義すら古いと言われ消されようとしていたのだ。

そこでボスであるMもリストが奪われた責任で引退を勧められていたが、断固拒否。その上、スパイがいかに必要な存在であるのかを自分の命を賭けてでも訴えかけたのだ。

古いから新しいものを――という現代の風潮を投影しているようにも見受けられる。しかし、古いものがあったからこそ、新しいものが生み出されていくのだということを忘れてはいけない。

敵役シルヴァを演じたのはハビエル・バルデム。彼の演技は「夜になるまえに」や「ノーカントリー」で痛いほど見せつけられてきた。彼は天才だと思う。ボンドガールを心底恐怖に陥れるほどのつわものという設定だが、いまいちそんなに恐怖は感じない。怖いのは怖いのだが、ハビエルの演技の凄さはそこではない。むしろ、彼がなぜリストを奪い、M16を爆破したのかという動機には人間らしい血が流れており、まさに「生にしがみつかれた」という秀逸なセリフが物語っているように、彼は彼なりに愛情があったのだ。かなり歪んだ愛情だが、物語を通じて一番感情移入した人物は、他ならぬこのシルヴァだったりする。ボンドを捕まえてネズミの話をするシーンや、上顎を抜くシーンや、ラストのあのシーン、全部が全部、人間らしかった。シルヴァをただの冷酷な悪で終わらせなかったのは、ハビエルの演技の賜物でもあろう。もちろん、悪なので、真似してはいけませんが。

007は意外に私の肌に合っていた、というのが結論。スパイの厳格なルールによって殺されかけたボンドとシルヴァ。シルヴァは憎しみに囚われ、スカイフォール(落下)した。しかし、その苦しみや悲しさをすべて背負い込んで「復活」し、真にスカイフォール(※)してみせたボンド。もう彼は古くはない。新しいのだ。

※スカイフォールの意味:天が落ちようとも(世界が終わろうともの意)正義を成就させよ

予告編

公式HP

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2012年 イギリス、アメリカ
監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、ベン・ウィショー他

自己満足的評価 ★★★★☆




振り返ってみると、前回載せた記事が昨年の4月。そこからたくさんの映画を見たというのに、何ひとつ記事に出来ず、ということは、映画を見て感じた思いはかなり薄れてきているものもあるというわけで、そのせいで更に記事が書けなくなるという悪循環に陥っています。日本語がおかしい…。

特に印象深かった作品については追い追い記事として残していきたいと思います。未来の自分のためにも笑

とりあえず、今回は日記というテイストで、昨日と今日の撮った写真に添って、書き残しておきます。

 昨日は、どうしてもポンデリング生が食べたくて、ミスドに車を走らせました。どれも美味しかったけど、ミスドって色合いが地味な印象。もっとビビットな体に悪そうな色のドーナツが食べたいなぁと思っている今日この頃。
シャッタースピード:1/30秒 絞り:F11.0 ISO感度:1600 WB:オート ピクチャーエフェクト:ポップカラー 色合い:ウォーム 明るさ:最大 鮮やかさ:大 レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

その後、デジカメプリントのオールセルフプリントで機械任せで写真をプリントするも、出来は最悪で、ちゃんとした写真屋さんへ行き、プリントしてもらいました。全然違いますね。やっぱり機械でやっちゃダメだと勉強になりました。

その後、夕方に母と買物へ行き、夕日の写真を撮りたくなりました。
シャッタースピード:1/320秒 絞り:F13.0 ISO感度:200 WB:オート 色合い:ウォーム 明るさ:小  レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

そして、昨夜の月はFacebookに載せたので、今夜の月を載せます。先ほど撮ったばかりの写真です。腕は上達せず、相変わらずのブレ加減です。月齢5.3。
シャッタースピード:1/50秒 絞り:F5.6 ISO感度:200 WB:オート レンズ:E 18-55mm カメラ:NEX-C3

余談ですが、私は大学生の頃から、一冊のノートに今まで見てきた映画のタイトルを全てメモってきたのですが、昨年からのものが曖昧で、ちゃんと記録できていないことに気づきました。当分は、昨年見た作品を思い出すことに神経を使いそうです笑



JUGEMテーマ:日記・一般

お久しぶりです。このブログも、開設してからもうすぐ7年が経とうとしております。最近は酷い時では一年に一回の更新となっていました。ほとんど放置していたといっても過言ではありません。

書いてはいないものの、時々自分で読み返したりはしていました。すると、やっぱりというか、物凄く恥ずかしいことしか書いてないなぁと痛感させられています。それでも、若い時の自分の感覚をそのまま残しておきたくて、いじっていなかったのですが、あまりにも羞恥心が増大してしまったため、とりあえず、一時的に「これは…」と思った記事を非公開とさせていただくことになりました。いえ、全てが恥ずかしい記事なのですが、映画や小説の感想文くらいは「自己満足」という名目で書いているので、そのままにしておくことにします。

今後ともよろしくお願い致します。



 

――自由とは魂が呼吸する権利、

呼吸を奪われた魂は絶命する――。

深い心の傷を負った天才青年と、同じく失意の中にいた精神分析医がお互いにあらたな旅立ちを自覚して成長してゆく姿を描く感動のヒューマン・ドラマ。ボストンに住む青年ウィル(マット・デイモン)は、幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していた。だが、彼の才能に気づいた数学教授のランボー(ステラン・スカルスガルド)は、ウィルに精神分析医のショーン(ロビン・ウィリアムス)を紹介する。ウィルはショーンにしだいに心を開いてゆくが、彼の才能に気づいた政府機関や大企業が接近してくる。

この映画は、ずーっと前から見たかったのですが、レンタルショップにリクエストしても「この作品はセル専門ですのでレンタル商品としてはお取り扱いできません」ときっぱりと言われていた作品でした。しかし、この間ショップに行くと、思い切り目立つところに陳列されていて、見間違いかと思って二度見してしまいました。でも、確かに本作だったんです。しかもBDが!!

この作品、見たくてもずっと見れなかったせいで、期待度もかなり高かったのですが、鑑賞し終えた瞬間、大満足のため息が出たことは言うまでもありません。これは、間違いなく名作傑作です。

ウィルは現役の一流大学生でも解けない問題をすらすらと解いてしまう飛び抜けた頭脳の持ち主。しかし、その頭脳のせいで周囲へ疎外感を抱き、心を閉ざし、暴力に明け暮れる毎日を過ごしている。仕事は清掃員だったが、度重なる暴力事件のせいでクビになる。そんな中、ウィルが大学の構内にある黒板に難問を解いた数式を書いているところを教授ランボーに見つかる。少年院送りにされそうになったところをランボーが身元引受人として預かることになる。条件は数学の難問を解くことと、セラピーを受けること。

ウィルはセラピーなど絶対に受けたくないと拒否するも、少年院送りになることを考えると得策ではないと思い直し、ランボーの提示した条件を呑むことになった。しかし実際は、どんなカウンセラーも舌を巻くほどの不躾な態度を取り続けるウィルに手を焼くばかり。数人のカウンセラーが全滅したところで、ランボーは奥の手……いや、最後の手段に打って出る。それは、ランボーの旧友(?)であり精神分析医であるショーンにセラピーを頼むということだった。

この映画、メインはウィルとショーンの心の戦いである。ウィルはショーンを小馬鹿にしたり無視したりと、挑発し続ける。それに対し、ショーンは上から見下すのでもなく、下からへつらうのでもなく、対等に、ありのままの姿でウィルと向き合っていく。もう、最初から取り繕うこともせず、裸のままで対峙するのである。それは、ウィルを全力で受け止めるという彼なりの覚悟の表れなのだろうと思う。

なぜショーンはいきなり全力投球できたのか。それは彼の人柄によるところが大きいのだが、ウィルが初対面の時にとった行動も引き金となっている。

ウィルはショーンの部屋に飾られた一枚の絵画に目をつける。それはショーンによって描かれた絵なのだが、その絵についてウィルが意気揚々と得意気に批評したことにより、ショーンの心を深く傷つけてしまう。ショーンにとって絶対に触れられたくない部分に土足で上がりこみ、踏み潰されてしまったのだ。この一件があって、ショーンは打ちひしがれるどころか、誠心誠意、ウィルと戦う覚悟を決めたのだ。

私がこの映画の中で一番好きなシーンがある。台詞を記すため、ネタバレが嫌な人は注意してほしい。

ウィルとショーンが公園のベンチで会話をするシーン。ショーンの言葉をのらりくらりとかわして、まるで向き合おうとしないウィルに対して語った台詞だ。


“君が絵について言ったことを考えた。眠らずに考えた。ある結論が出て、その後君のことを忘れてぐっすり眠った。その結論を? 君は自分の言葉が分かってない子どもだ。ボストンを出たことは? 美術の話をすると君は美術本の知識を、ミケランジェロにも詳しいだろう。彼の作品、政治的野心。法王との確執。セックス面での好み。だがシスティナ礼拝堂の匂いを? あの美しい天井画を見上げたことが? ないだろう? 女の話をすれば君は好きなタイプを挙げる。女と寝たこともあるだろう。女の隣で目覚め真の幸せを感じたことが? 君は難しい子だ。戦争の話ならシェイクスピアを引用。「もう一度突撃を、友よ」だが本当の戦争を? 撃たれた戦友を抱いて息を引き取るのを見守る気持ちを。愛の話をすれば、君は愛の詩を暗唱。自分をさらけ出した女を見たことは? 目ですべてを語っている女は? 君のために天から舞い降りた天使。君を地獄から救い出す。君も彼女の天使となって彼女に永遠の愛を注ぐ。どんな時も……癌に倒れても。2カ月もの間、病院で彼女の手を握り続ける。医者も面会規制のことなど口に出せない。自分への愛より、強い愛で愛した誰かを失う。君はその悲しみを愛を知らない。今の君は生意気な怯えた若者。だが天才だ。それは認める。天分の深さは計り知れない。だが、絵一枚で傲慢にも僕って人間を切り裂いた。君は孤児だろ? 僕がこう言ったら? 「君のなめた苦しみはよく分かる。『オリバー・ツイスト』を読んだから」どういう気がする? 僕にとってはどうでもいいことだ。君から学ぶことは何もない。本に書いてある。君自身の話なら喜んで聞こう。君って人間に興味があるから。それはイヤなんだろ。君はそれが怖い。後は君次第だ”(映画:グッド・ウィル・ハンティングより)

ショーンもまた、ウィルの心へ土足で踏み込む。それはウィルの人生を一緒に背負い込むほどの度胸と忍耐と勇気が必要だ。ウィルの表情は、責められた子どものように見える。それでいい。ショーンによってウィルの厚い皮がめくれ、ありのままの彼の姿を表出させたのだ。

これで、二人は同じ土俵に立ち、心と心をぶつけあっていく。ウィルにとってショーンは初めて自身を理解してくれた大人であり、ショーンにとってウィルは初めて自身の壁の存在を教えてくれた子どもだったのだ。

いつしか二人はお互いがお互いを求め合い、助け合っていく。その過程が見事に描かれた作品だった。特筆すべきなのは、この脚本を作ったのが、ウィル役のマット・デイモン本人であること。彼がハーバード大学在学中にこれのたたき台となる戯曲を制作し、それを友人のベン・アフレックに見せたところから、この映画は始まっていたのだ。二人が協力して作り上げた脚本は、見事アカデミー賞脚本賞を受賞している。当時は無名だった二人が起こした奇跡の物語。ぜひ、鑑賞してみてほしい。

予告編

グッド・ウィル・ハンティング IMDb

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1997年 アメリカ
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マット・デイモン、ロビン・ウィリアムス、ベン・アフレック、ミニー・ドライヴァー、ステラン・スカルスガルド、コール・ハウザー他

自己満足的評価 ★★★★★



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